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【ピラティスと整体】おすすめはどっち?

YADOKARI代表の木村です。

よくある問い合わせで
「〇〇な症状があるのですがピラティスと整体どちらをしたらいいですか?」
という質問をいただきます。

当店はピラティスも筋膜整体も
行っていますので迷われる方もいらっしゃるのだと思います。

なので今回は目的別におすすめする選択肢をまとめてみました。

この記事をごらんいただくと
ご自身のお悩みの解決のためには

「ピラティスの方がいいのか」
「整体の方がいいのか」
「または両方合わせた方がいいのか」

が判断しやすくなります。

目次

はじめに

「整体」と名の付くものには世の中にいろいろありますが
今回は当店で行っている「筋膜(ファシア)」にフォーカスをあてた
内容になっております。

一般的に多くある
「マッサージ・ストレッチ」や
「関節をポキポキ鳴らすような」整体を
説明したものではないため予めご了承ください。

結論

まず結論から

「即効性を求める」
「症状が強い(程度・範囲)」
「関節の可動域をあげたい」
     などの場合は「筋膜整体」

「持続性を求める」
「ゆがみを良くしたい」

     などの場合は「ピラティス」

をおすすめさせていただくことが多いです。


詳しくは以下にまとめてみました。

筋膜整体がおすすめなケース

①即効性を求める場合

「痛み」や「しびれ」に対する
筋膜のかたさの影響はとても大きいです。

なので筋膜のかたさをとることで
これらの症状の緩和が期待できます。

その場で反応が得られることが多いです。
なので
「とにかく今の症状を楽にしてほしい」
というニーズにお応えできます。

これは数日前~数か月前のような
急性期・亜急性期の症状で特に期待できます。

逆に数年前から続いている慢性的な症状の場合は
持続的な効果は弱いことがあります。
(もちろん大きく反応がでる方もいます。)

これは慢性症状は
「不良姿勢」や「身体の使い方の不良」
「筋力・バランスの低下」の影響も大きいためです。

その場合は持続性を高めるために
「1~3個のエクササイズをセルフで行ってもらう」
方法か
ご興味があればピラティスをすすめることもあります。

②症状が強い場合

「症状が強い」といってもいくつかのケースがあると思うので
以下に例をあげさせていただきます。

安静時痛がある

「じっとしていても痛みがある」
状態です。

「数日前から~」のような急性的なものであれば
重篤な病気の恐れもあるため
1度病院にかかってもらうべきですが

数か月~数年続くような慢性的な安静時痛の場合
全身の筋膜バランスの不調が症状につながっていることがあります。

広範囲に症状がある

「手首も 首も 腰も 膝も~ 」などの症状があげられます。

中にはこの症状が
「日によって痛みが移動する」こともあります。

画像上判断しにくい部分でもあるので
医療機関の受診で
「精神的なもの」や
「年齢のせい」
などと対応されてしまうことも少なくないようです。

しかし実際には全身的な筋膜のバランスがとれなくなっていることが
原因の1つとなっているかもしれません。

多くの場合数年から数十年かけて積み上げられた症状であることが多いので
「1-2回で」とは難しいのですが 筋膜に介入する価値はあると思います。

③可動域を良くしたい 

「肩があがらない」
「肩腕が後ろにまわせない」
「膝が曲がらない・伸ばせない」
など関節の可動域の問題も
筋膜のかたさが影響していることが少なくありません。

また骨折などでの固定や手術の後遺症として
「関節が曲がらない・伸びない」
「力が入らない」
といった症状も筋膜のケアが反応することがあります。

整形外科勤務時代にもそのようなケースを多く経験してきました。

もちろん関節そのものが
かたくなってしまっている場合は難しいのですが
筋膜の可能性を考えても良いかと思います。

④内科的不調を良くしたい

その他 慢性的な便秘・胃の不快感・むくみ・目眩・耳鳴りなどの不調と
筋膜の不調との関連性も高いと言われています。

「お腹まわりの筋膜」に介入して
「お通じが良くなった」

「耳まわりの筋膜」に介入して
「耳鳴り・めまいが減った」

などのケースが実際にいらっしゃいました。

もちろん基礎疾患があれば別の話ですし
全ての症状に効果的とは言えません。

しかし「検査しても異常が見つからなかった内科的症状」
は筋膜の影響が大きいかもしれません。  

ピラティスがおすすめなケース

①持続性を求める

数ヶ月~数年続くような慢性症状では
「同じ姿勢をとっていると痛くなる」
「歩いていると痛くなる」
「仕事やスポーツで身体を動かしていると痛くなる」
という訴えも多く聞かれます。

患部のマッサージやストレッチなどで
一時的には緩和されますが
すぐに戻ってしまうことも多く聞かれます。

これは根本的に
「不良姿勢」
「身体の使い方の不良」
「筋力・バランスの低下」
が症状に大きく影響しているためです。

こういった姿勢や動きの調整は
各関節にあるインナーマッスルが行っています。
(腹筋だけでなく全ての関節に存在します。)

そしてピラティスはこのインナーマッスルの強化が得意です。

柔軟性やインナーマッスルの働きを良くすることで
持続的に良い姿勢を保てるようになっていきます。

インナーマッスルでの動きコントロールは
コツをつかむまでは難しいため時間がかかります。

しかし身体が覚えてくると
「そういえば最近 痛みを感じなくなりました…」
と持続効果が現れてくることが多いです。

②ゆがみを良くしたい

ゆがみとは例えば
「O脚・X脚」
「側弯」などが挙げられます。

「O脚・X脚」は膝まわりだけでなく
体幹や股関節・足関節など全身の筋力や
柔軟性のバランス不良の影響で生じることがあります。

「側弯」もタイプにもよりますが
膝と同様に筋力・柔軟性のバランス不良が影響していることが多いです。

関節の変形が大きいと
「元通りに」ということは難しいですが

ピラティスで全身がバランス良く使えるようになることで
これらのゆがみを減らしたり
予防につなげることができます。

③マッサージ系が苦手な方

触られることそのものが苦手な方もいます。
運動メインでカラダを整えたいという方にはおすすめです。

ピラティスと整体との併用もあり

ピラティスと筋膜整体を併用することでのメリットもあります。
実際に組み合わせで行っている方も少なくありません。

実際のケースともにご説明させていただきます。

①ピラティスメインの方

ピラティス体験でカウンセリングをさせていただくと
「筋膜整体にも興味があります。」
という方が多いです。

どこかに痛みがあり その改善のためピラティスを始める方も多いようで
整体の効果も気になるとのことです。

ピラティスだけで痛みが良くなればそれに越したことはありませんし
こちらもそれを目指しています。

しかし頑固な筋膜のかたさがありそれが痛みに関係している場合
ピラティスだけでは解決しない
または時間がかかることが正直あります。

このような場合は筋膜整体を併用することで解決につながる可能性が高いです。

ピラティスレッスンとの組み合わせとしては

①初期に整体を数回併用し痛みのケアをメインに行う。
 痛みが減ってきたらピラティスメインでその状態が持続できるようにする。

②ピラティスメインでたまに整体をいれる。

などがあります。
(これはあくまで一例です。)

②整体メインの方

整体を数回行い 症状も良くなってきたため
「ピラティスもやってみたい!」という方もいらっしゃいます。

「痛みや痺れの元々の原因が不良な姿勢や動き」
というケースも多いので
ピラティスを行うことでその良い状態を持続させたり
再発予防につなげることが期待できます。

もちろんこちらから強制するものではないので
ピラティスには移行せずに
簡単な運動をお伝えさせていただき 様子をみてもらうケースも多くあります。

相性はどうなの?

ピラティスと筋膜はお互いに相性が良いと言われています。
ピラティスに筋膜の考えを取り入れているところも多くあります。

まず整体で筋膜のかたさを取ることで
「カラダが動かしやすくなったり」
「運動時の痛みを和らげる」
ことが期待できます。

その状態でピラティスを行うことで
「運動の効率が良くなり」
「痛み・姿勢・ゆがみ」
などのお悩みの解決がより早い段階で得られるかもしれません。

研究でもこのような徒手的ケアとエクササイズを
併用した方が痛み軽減などの効果が高いといわれています。

ピラティス体験レッスン時に
「どの動きで痛みが生じるのか」
「その痛みはどの程度なのか」
などを把握させていただきその症状が強いようであれば
カウンセリングで「整体に興味あり」と回答いただいた方を中心に
筋膜整体の併用をおすすめしております。

併用される方には金銭面でのご負担も軽減させていただくプランも
ご相談させていただいております。

詳細に
「ピラティスと整体の併用について知りたい」
「私のこの症状はどうなの?」
などご不明な点があればお気軽に
お問い合わせいただければ幸いです。

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