当スタジオでは筋膜(ファシア)をターゲットにした整体も行っております。
他の治療院やサロンと何が違うの?と思われる方もいるかもしれません。
ですので今回は当スタジオの「筋膜整体」について解説させていただきます。
出来るだけわかりやすくまとめさせていただきます!
これをみていただくことで
痛みなどの不調と筋膜との関連性がわかるようになる。
慢性的な痛みや痺れ、かたさなどの解決方法を知ることができる。
が期待できます!
結論からいうと…
結論からいうとかたくなった筋肉(筋膜)を元の正常な状態に戻すことをねらっています。
ただ柔らかくするという単純なものではありません!
そしてその反応を一部分だけでなく全身的にねらいます。
そうすることで全身のバランスを整え 根本的な解決を目指すものになります。
ざっくりした説明なのでもうちょっと詳しくまとめていきます!
筋膜(ファシア)とは?
筋膜とは筋肉や内臓をおおう膜のことです。 図のように皮膚・脂肪・筋肉と何層にも重なっています。
特に皮下組織から深層に筋膜が存在してきます。(特に重要なのは「深筋膜」です。)
組織の間には「ヒアルロン酸」という潤滑材のようなものがあり 筋肉(筋膜)同士が滑ることができます。
かたくなるとはこのヒアルロン酸の状態が「さらさら~」から「ドロドロ…」になってしまうことをいいます。
そうすると組織同士の滑りが悪くなってしまいます。
この滑りの悪さが痛みや痺れ、動きの悪さ、力の入りにくさにつながってきます。
マッサージや指圧との違いは?
まず前提としてマッサージやカイロなど他の整体を否定しているつもりは全くありません!
それで良くなる人も多くいらっしゃいます。
しかし一時的によくなっても時間がたてばすぐ戻ってしまうケースも多くあるようです…。
マッサージは筋肉に対してもんだり 押したり(指圧)することで刺激を加えます。
刺激により筋肉はやわらかくなります。
ただし 筋膜の滑りの悪さ(ドロドロ…)はそのままなので そこに引っ張られてしまい時間が経つにつれかたさが戻ってしまいます。
また強いもみや指圧の刺激は筋肉を痛めつけてしまうこともあります。(これがいわゆるもみ返し)
これはさすがにカラダには逆効果になってしまっています…。
では筋膜整体は?
じゃあYADOKARIの筋膜整体はどうなの?ということですが
「せまい範囲での効果」と「広い範囲での効果」にわけてみたいと思います!
せまい範囲での効果①(筋肉のまわりのヒアルロン酸)
当スタジオでの筋膜整体はかたくなっている部分に「適度な圧」と「摩擦」を加えていきます。
1か所につき3~4分前後でしょうか。
そうすると「摩擦熱」が生じてきて施術部分の温度があがってきます。
「ドロドロ」になったヒアルロン酸は熱を加えると「サラサラ」の状態に戻るとされています。
筋肉のまわりがサラサラになると滑りがよくなるので(まわりから引っ張られなくなるので)筋肉そのものもやわらかくなります。
せまい範囲での効果②(筋線維)
かたさが頑固な場合、筋の線維自体もかたくなってしまっている場合があります。
実際には線維同士が「よじれて・こんがらがっている」ようなイメージをしてもらうといいかもしれません。
施術部位に熱が生じた後に炎症反応が起こります。
これは筋トレした後の筋肉痛の反応をイメージするとわかりやすいかなと。
(筋トレと違うのは筋線維を破壊している訳ではありません!)
炎症が起こるとカラダの中ではそこを回復させようと筋細胞が集まってきます。
そうすることによりよじれた筋線維が元の正常な状態に戻っていきます。
ここまでの反応を起こすことが持続的な効果への1歩となります!
(これだけでは不十分なのでそれは次にご説明しますね)
ちなみにこの時に生じる筋肉痛は 指圧やマッサージ後の「揉み返し」とは全く違う反応です。
ひろい範囲での効果
今まではせまい範囲での反応について説明しましたが
根本的な解決のためにはそれだけでは不十分です。
ひろい範囲での効果…つまり離れた部分のかたさも取る必要がある!ということです。
右の全身タイツさんは腰痛あり(赤丸) 過去に足首の捻挫の経験があります(黄丸)
これまでの説明のように赤丸の腰の部分には筋膜のかたさができています。
それとは別に 過去の捻挫で足首にも筋膜のかたさができてしまっています。
(その足首そのものには症状がないことが多いです。)
筋膜はこの全身タイツのようにつながっています。
そのため腰のかたさだけとっても足首がかたいままだと
下から引っ張られ時間がたてば腰のかたさも元に戻ってしまいます。
なのでこの場合は赤・青・黄色すべての施術が必要になります。
ここまで反応をだすことで根本的な解決となります!
あなたのお悩みの解決のお役にたてると思います!
当スタジオの筋膜整体は筋肉への反応のねらい方
広い範囲をターゲットにするという点が一般的な整体との違いかと思います。
筋膜の問題はレントゲンやMRI検査ではうつりません。
(エコー検査では一部分はわかりますが全身的には把握しきれません…)
整形外科時代にも多くの慢性的なつらさをお持ちの方にお会いしましたが
多くの方々がこの筋膜の問題をかかえていらっしゃいました。
(頑固な症状な方ほど全身的にかたさをお持ちでした…)
そしてこの筋膜へのアプローチにて多くの方々のお悩みの解決に関わることができました!
慢性的な不調でお悩みの方はお気軽に一度ご相談ください!